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コンピュータと共にある創造的日常
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メディアアート・プロジェクトにハマったオヤジの日常生活
by une0exct
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SBArt4 の開発
昨年の暮れに、品種改良の要領で2次元抽象画像の作成を支援する SBART を全面的に作り直す決意!をして、ぼちぼち取りかかっていましたが、1月中旬に初版をリリース。明日にも最新版をリリースする予定です。
結構、長いことかけて開発していたシステムなので、作り直すにはそれなりの労力が必要なのです。それなりに「決意」しないと取りかかれませんよ。最後のシステムは MacOS X 10.4 で PowerPC の AltiVec ベクトルプロセッサ用の命令をガンガン使ったために、今更ながら Intel の SSE に書き換えるのも億劫で、放置してました。Intel CPU の Mac でも Rosetta 下で実行できるしね。
新バージョンの売りは「動画の実時間品種改良」です。今度は描画用に関数型の遺伝子を GLSL に翻訳して GPU で実行させるところがミソ。近頃では CPU の性能もやや頭打ち状態ですが、GPU の進歩が凄まじく、これを並列計算に使ってスパコンの代わりにしようという目論見も、あちこちでチャレンジされているようです。MacOS X Cocoa でOpenGL を直接扱うのはちと面倒なので、Core Image Framework に含まれる Core Image Kernel Language を使ってカスタムフィルタにするという方法を採用してます。詳しくは人工知能学会の進化計算フロンティア研究会で発表したので知りたい人はそっちを見てください。資料を見るには会員にならなきゃなんないみたいですが。。。
作ってみると、これが期待どおりの性能を出してくれてしまいました。下はサンプル画像。
b0129209_16172418.jpg

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# by une0exct | 2010-03-12 16:19
何やってたか?
半年も更新なしで、なんとも、これではBLOGではないね。
さて、振り返ってみるに、昨年の秋は NDT の 50周年イベントの手伝いやったり、広島市立大のイベントにゲスト展示とか、ミラノのGA2009のついでにパリに行ってスォームアートの同志!に会ったりとか、いろいろやってました。
NDT の方は Jiri Kylian さんが 2009年末で専属振付け師を引退するとのことで、NDTの仕事はしばらくお休み。その最後の作品となりました。
Memoires d'Oubliettes... なかなか意味深いねぇ。
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# by une0exct | 2010-03-02 14:46
SIGGRAPH 2009 CAF-RT
8/3-7の間、New Orleans で開催された SIGGRAPH 2009 の Real-Time Demos にて DT4 Identity SA の発表をしました。今回から新しく企画されたもので、4日間、毎晩、Computer Animation Festival の前座のような感じで同じデモを4回繰り返し行ないました。採択されたのは4件で、我々の他はすべてゲームでした。こちら にプログラムがあります。
b0129209_19121767.jpg

1件5分間ということだったので、AppleScript で5分間の発表用の遷移を書いておいたのですが、初日だけ急遽4分でやってくれということになりまして、script の delay の部分を書き換えて時間短縮しました。他の3グループ4人は英語ネイティブだし、まぁたどたどしくても許して下さい。
デモ用に用意されたのは iMac でした。予備として2台同じものがあり、いざというときにスイッチできるように設定されていましたが、幸い、事故なく発表を終えられました。
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# by une0exct | 2009-08-17 19:20
劇場の客席の壁に映像を映す
舞台に向って映像を映すのは、よくあるわけですが、今回は客席の周囲の壁に投影するということで、どんなふうになるのか最初はかなり不安でした。4月のイースター休みにミュンヘン一泊で出かけたときに劇場の内部を見せてもらいました。ヨーロッパの伝統的なオペラハウスの様式で、一階席はゆるやかなスロープになっており、周りの壁は5段のバルコニーになっています。バルコニーの前面は白でレリーフが彫られています。壁はテクスチャの掛かった暗い赤。少しオレンジ色に近いです。プロジェクタは劇場用の大型のものが2台舞台の両袖にあり、客席に向けて下から左右へ交叉する形で投影するように設置されています。この2台のプロジェクタに映像信号を供給する装置として Pandoras Box という PC ベースのマシンが使われていました。1つの動画を2つに分割して、別々のプロジェクタで投影して間をスムースに繋ぐような機能もあったりします。
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この写真は、プロジェクタをオンにしたところ。その前に立って写真を撮ってみました。影は私です :-)
当方等が開発したシミュレーションソフトで、この装置に合った動画ファイルを作成してコピーすればOKなわけですが、問題は動画のスペック。ソフトの方は MacOS X で動くので QuickTime movie を作るのは比較的簡単なんだけど、相手が PC で、どうやら AVI と MPEG2 しか受け付けてくれない。AVI は Codec として MPEG4 なんかも可能なはずだが、やってみると受け付けない。それで、結局、ffmpegx なるソフトを急遽ダウンロードして使わせて頂きました。これは MacOS X で動作する動画ソフトで、QuickTime から Mpeg2 への変換もできます。
シミュレーションソフトで 1920 x 800, 25 FPS, PNG の動画ファイルを作り、1920 x 1080, 25 FPS, Mpeg2 に変換して、Pandoras Box に USB メモリー経由でコピーという技を使ったのですが、試しに 30 秒ほどの動画を作るのに10分ほど必要で、結構苦労しました。最終的には 13分の動画を2つ制作し、繰り返しに耐えられるよう、After Effect で最後の部分にデソルブで最初のフレームに遷移するよう細工を加えました。
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# by une0exct | 2009-05-19 19:10
鳥の群れのシミュレータ
Jiří Kylián の Zugvögel のために開発した「鳥の群れのシミュレータ ZugVoegel 1.0」について、少し書いておこう。最初は DT4 Identity SA のパラメータや形状ファイルをいじって 2D 空間内の群れをやってみたのだが、その後、Kylián氏から、こんなかんじでという実物の鳥の群れの映像が送られて来た。日本にもいるムクドリの群れの映像で、うちの近所だとせいぜい数百羽だけど、雲のようにみえる映像は数千羽以上だと思いますが、遠目に見ると鳥には見えません。一羽一羽をよくみると羽ばたいているのが分かり、これで鳥だと分かります。
で、最初、Kylián氏は抽象的な形の方が良いとおっしゃってたのですが、翼を付けないと何なのか分からないんではと思い、羽ばたく翼つきで、3D空間内での BOIDS シミュレーションをやってみました。これだけだと動きが単調になってしまいます。実写映像をよくみると、ときどき群れが揺れて、その拍子に一部の鳥が群れから離れたりくっついたりしてます。これは風かなにか外乱のせいではないかと思いつき、ランダムな風のような外乱を入れてみました。これが結構いいかんじで、あと、BOIDのパラメータを適当に調節してなんとか本番にはまずまずのものが出来上がりました。
ソフトウェアは MacOS X Leopard Intel CPU 専用ですが、一応シェアウェアにして本番当日に同時リリース。YouTube にもサンプル映像をアップしました。以下のとおり。

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# by une0exct | 2009-05-18 14:25